2023.04.10
土師器はそう
古墳時代
高さ11cm
箱あり
「瓦」の横に「泉」と書いて、はそうと読みます。
はそう:特に考古学で須恵器の一器形にあてた名。丸い胴部に小さい孔があけられた口の広い小形壺。穴に竹の管を差し込み、液体を注ぐのに用いたとされる。
この説明の様に、はそうは須恵器によく見られる器形です。
胴部に開いた穴が特徴的で、私はじっと見ていると吸い込まれそうな気持ちになってしまいます。
須恵器に比べて土師器のはそうは比較的数が少ないのか、交換会などでも見かける事は多くありません。
欠けた状態で発掘されたのか、口の半分近く欠けておりますが、その欠け方が味わいとなっております。
これに箱を作った人が用意したのか、竹の落としがついておりますので花を活ける事もできます。
掌に収まる大きさが可愛らしいですね。座辺に置いてお楽しみください。
催事のお知らせ
土器展
japanese Earthenware from the JOMON to HEIAN periods
4月24日(月)→29日(土)
11時→19時
古美術川﨑にて
東京アートアンティーク(日本橋京橋骨董祭)に参加しております。古美術川﨑では土器展を。
縄文土器を中心に須恵器などを展示即売します。
縄文土器が買える!と言うことに驚かれる方もいらっしゃる事と思います。実際に触って楽しんで頂きたいです。
是非遊びにいらしてください。
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