埴輪巫女像

・古墳時代
・修理あり

高さ58cm

両手を掲げた巫女像です。
首元には勾玉をいくつも装飾し、位の高い巫女だったことがわかります。
祭事用なのか、腰に太刀を付けています。
巫女で太刀を見に付けるのは珍しいです。

発掘の物なので仕方ないのですが、所々修理がございます。
左手が折れた部分を補修、髪の部分も補修、太刀の先端の欠損部分を共直し、胴の裏側を補強してあります。

埴輪は顔だけや頭だけ　というのが多い中、このような全身像が出てくることは少なく、貴重なものといえます。